レッドリストってどういうもの?

レッドリストたまにレッドリストという言葉を耳にするが、どのようなリストなのだろうか。実は、絶滅が危惧されている動植物のリストで、種類も様々なようだ。

絶滅危惧種を守れ!レッドリストの意味とは

もともとレッドリストは国際自然保護連合によって1966年に作成された絶滅の危険や警告を意味するレッドリストだが、今では各国の学術団体などで独自のリストが作られている。また、それぞれ危険度によってランク分けもされているようだ。次に環境省のレッドリストを見てみよう。

カテゴリー 略称 内容
絶滅 EX 日本で既に絶滅したと思われる種
野生絶滅 EW 飼育や栽培されている種以外は絶滅
絶滅危惧Ⅰ類 CR+EN 絶滅の危機にさらされている種
絶滅危惧ⅠA類 CR 近い将来、野生種の絶滅の危険が高い種
絶滅危惧ⅠB類 EN ⅠAより危険性は低いが絶滅の危険性が高い種
絶滅危惧Ⅱ類 VU 絶滅の危険性が高くなっている種
準絶滅危惧 NT 生息している環境の変化によっては絶滅の危惧の恐れのある種
情報不足 DD カテゴリー分けができる情報が不足している種
絶滅の恐れのある地域、個体群 LP 特定の地域に生息し、絶滅の危険度が高い種

これを見ると、かなり詳細に分類されていることがわかる。また、種によっては毎年もしくは数ヶ月単位でリストを改定して、公開している。しかし、残念ながらリストに指定された種でも、捕獲禁止などの法的な拘束力はなく、あくまで環境保全の指標ということになっている。

レッドデーターブックって?

レッドリストは聞いたことはあるが、こちらは聞きなれない言葉だ。これはレッドリストと補完しあっていて、生息分布状況や、環境、原因などの詳細が公開されている。また、絶滅の危険性のある種などに対する保護活動への取り組みについても書かれているそうだ。

身近な絶滅危惧種について

ニホンカワウソの北海道亜種と本州以南亜種の2種類が絶滅種に指定されたのは2012年のことだ。そして、2013年2月には昔から親しまれてきたニホンウナギに関しても絶滅危惧種に指定されてニュースになっていたのは記憶に新しい。乱獲や密漁により、まだリストに掲載されてはいないが絶滅の危機にさらされている種がいるかもしれない。今、何ができるかを考えることが今後に繋がるだろう。


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