女性用老眼鏡がおしゃれに!フレームにこだわり。

眼鏡

シニア女性が使う老眼鏡が進化している。

鼻パッドのない製品やメークしやすいフレームなどを相次いで投入しており、ファッションセンスを気にする女性にアピールしている。

最近は機能面だけでなくデザイン重視になってきているようだ。

 

メークしやすい鼻パッドなしの老眼鏡ぞくぞく。

シャルマン(福井県鯖江市)は鼻パッドがなくてもかけられる新作フレーム「Choco See(ちょこシー)」を12月から売り出すとしており、テンプルに取り付けたパーツが左右のほお骨を横から挟み込むことで固定する仕組みになっている。

パーツには滑りにくさと弾力性を兼ねそろえたエラストマー樹脂を採用している。

顔へのフィット感を追求しており、レンズを除いた重さは約10グラムと軽さにもこだわっている。

45歳以上の女性の眼鏡使用者700人以上に聞いたアンケートでは、半数以上が眼鏡をかけるときに鼻に跡が付くことを気にしているようだ。

特に頻繁にかけはずしする老眼鏡となると、その傾向も顕著なようで、今回はそうした問題を鼻パッドがなくても顔に固定できるデザインにすることで解決した。

ハヤシ(福井市)はレンズが横に180度以上に回転するフレーム「マルチウェイ」を投入している。

片目はレンズを通して鏡見つつ、一方のレンズを横に開くことで目の周りをメークすることもできるようになっている。

老眼でうまく見えなくても上手くメークができるような工夫が凝らされており、全国の眼鏡店で販売を行う。税別価格は2万4千円だ。

おしゃれなこだわりフレームがシニア女性の間に広がっていくのも時間の問題だろう。

【「日経MJ」より一部抜粋。】


関連記事

東京・大阪でホテル稼働率が頭打ちに。

訪日外国人が急増していることで、客室稼働率が東京や大阪では90%を超えることが珍しくなく、これまでは強気の値上げを行ってきたが、ここにきて稼働率が頭打ちになってきたようだ。 今後は減速する可能性が大いにあると見られている […]

詳細を見る

中古マンションをシニア向けに衣替え。

マンション

v   くつろげる内装を間取りに。シニア向けのマンションへ。 田園都市線の沿線では高度経済成長期に相次いで建てられた戸建て住宅が広がり、子供が独立した夫婦が多く住んでいるとされており、2人暮らしには間取りが広く […]

詳細を見る

学童保育の利用者増が止まらない!?

学童保育とは、小学生を放課後に校内施設で預かるというものだが、その利用が増え続けており、施設も整備が追いつかない状態が続いているそうだ。   学童保育増加の背景に「子ども・子育て支援新制度」も。 共働きやひとり […]

詳細を見る