食品館イトーヨーカドーが地元の美味集め発信。

しらす

イトーヨーカー堂は神奈川県平塚市で「食品館イトーヨーカドー ららぽーと湘南平塚店」を開店した。

地域密着を前面に押し出しており、地元の海の幸やパンや菓子など地場の銘品を多く取り扱っているのが特徴だ。

 

地元食材を使った商品でアピール。

同店では独自の販売スタイルを築いている。

青地に白文字で、書かれた看板が目立つ店内では、地域商品が並んでいる。

地元の名産品を使っていることを客にアピールするもので、「弦斎カレーパン」や「都まんじゅう」など、地域の人気店の商品も取り扱っており、「都まんじゅう」に関しては、ヨーカ堂のシンボルである鳩のマークが入ったものを作ってもらっており、平塚店は地域の人々にはもちろんだが、周辺地域の人々からも支持される店舗を目指すとしている。

国内でイトーヨーカドーは180店舗以上となっているが、業績はいずれも厳しい状況が続いている。

その背景にあるのは、総合スーパー(GMS)が主体で、主力の衣料品が苦戦したことにある。

衣料品が売れないといわれる時代に、厳しかったようだ。

今後、ヨーカ堂は従来型のGMSから、SC型やGMS型、「食品館」として食品特化型など3タイプに分けて改革を進めていく方針だ。

GMSと比較して食品スーパーの市場は堅調だが、競争も一段と激しさを増していることもあり、平塚店においては地域密着型で、客層に応じて売り場や商品を変えることにしている。

この大胆な改革は、今後のヨーカ堂の戦略を大きく左右するものになりそうだ。

【「日経MJ」より一部抜粋。】

 


関連記事

通天閣新展望台が、ディープな大阪・新世界で夜の輝きを放つ!?深夜営業店も。

大阪の観光といえば道頓堀に黒門市場、そしてユニバーサル・スタジオ・ジャパンに、大阪のシンボル通天閣のある新世界だろう。 新世界は労働者の街として親しまれてきたが、この新世界にある通天閣が夜の輝きを放つ街として訪日外国人や […]

詳細を見る

福祉や人材派遣が増加。5月の倒産は今年最少に。

企業倒産の小康状態が続いている。 東京商工リサーチがまとめた5月の倒産件数は前年同月比7.3%減の671件と今年に入ってから最少という結果だった一方で、福祉・介護やッ雑貨卸の倒産が増えるなど業種によっては増えていた。 & […]

詳細を見る

京都でライドシェアが「高齢者の足」として定着!

車

京都府北部の京丹後市丹後町では、一般人がマイカーを使って有料で客を送迎する「ライドシェア」が実施されている。 開始から半年、ウーバーの協力の下、地元NPOがサービスを滞りなく提供しており、固定客もついてきており、全国の市 […]

詳細を見る