人材サービスのネオキャリア(東京・新宿)は、競合他社と差別化を図るべく転職者支援を開始したようだ。
同社のあっせんにより転職先が決まった際に、語学留学費として5万円を支給するというもので転職希望者からの注目が集まっている。
離職期間に留学してスキルアップができる!!独自色で利用者を取り込む。
グローバルな人材が大手企業を中心に需要が高まっており、日本語以外の語学能力が求められることもしばしばある。
そこで、人材サービスのネオキャリアは、転職者に語学留学費5万円を支給することで、次の職場へ行くまでの休暇期間などを利用してスキルアップを目指す人を支援するサービスを打ち出している。
競合他社がそれぞれ同じような価格、同じようなサービスを行っている中、他社との差別化を図るため独自色を出した。
ネオキャリアが始める留学支援サービス「インテリ留学」では、同社が運営する「転職エージェントneo」から転職が決まった人が語学留学のサービスを受けられるようになっている。
対象となるのは、留学支援のリアブロード(東京・中央)が提供する5カ国13都市のコースとなっている。
米国やオーストラリアなどで1週間か1ヶ月で英語を学べるコースとなっている。
転職サービスは求人数以外で他社との違いを打ち出しにくいが、ネオキャリアは休暇期間に着目し、キャリアアップとして人気の高い語学留学をサービスとして前面に押し出した。
【「日経MJ」より一部抜粋。】