徘徊をアプリで見守り!!発信機で位置情報送信。

徘徊をアプリで見守り!!発信機で位置情報送信。

SNSサイトを運営するOFFLine(オフライン、東京・品川)はスマートフォン(スマホ)を使って高齢者の徘徊を管理するサービスを開始したとして話題とよんでいる。

 

増える認知症患者に対応!!アプリで徘徊を管理!!

少子高齢化に伴い高齢者が急増していると同時に、認知症患者も増えている。

認知症が進むと徘徊をする高齢者も多く居り、社会問題にもなっている中、アプリを使って高齢者の徘徊を管理するサービスの開発がされたようだ。

認知症高齢者に無線通信の発信器を配布し、スマホにオフライン社のSNSアプリ「AirTalk」を入れた人が発信器を持った高齢者とすれ違うと、位置情報が家族や病院に送られるといった仕組みとなっている。

インターネットを経由せずに、近距離無線で100メートル先の発信器の位置を見つけ出すことができるようになっている。

個人利用以外にも病院や介護事業所といった施設にアプリを入れたスマホやタブレット端末を固定で設置することで外出をすぐに検知できるようになるとしている。

仮にスマホがスリープ状態でも発信器の通信を検知して、位置情報を発信するようになっている。

今後は技術改良などを進めて、国内外で早期のサービス化を図り、徘徊をする認知症高齢者の対処方法の一つとしてサービスを普及させたい考えだ。

実証実験では金沢市内4キロメートル四方のエリアに固定の検知用スマホなどを40台設置しており、発信機をこもった10人がエリア内を歩いたところ、リアルタイムで位置情報が家族の端末に送信されたようだ。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】


関連記事

高齢受刑者の間でも認知症が進んでいる!?

どんな人でも年齢にはかなわない。 それは塀の中にいる受刑者についても同じことが言えるだろう。 60歳以上の高齢の受刑者の認知症傾向が増しているようだ。   認知症傾向が13%!?国民全体の割合とほぼ同じ水準!? […]

詳細を見る

制服の強制購入や振込み手数料は自己負担!!ブラックバイトは違法になるか!?

「ブラック会社」といった言葉は1度は聞いたことがあるだろう。 しかし、最近では会社だけに止まらず、「ブラック求人」や「ブラックバイト」といった言葉までが飛び交うようになってきた。 ブラック会社やブラック求人についてはよく […]

詳細を見る

「働き方」指数公開!!知識・技術向上に課題…。

正社員や派遣社員、アルバイトやパートなど雇用形態から、シフト制や給与、人間関係など仕事や環境、働き方という部分は様々だ。 リクルートワークス研究所(東京・千代田)は、約5万人を調査し、「働き方」指数を表す「ワークスインデ […]

詳細を見る