コンビニ各社でシニア採用の動きが活発化。

konbini

以前勤務していた職場を定年退職し、第二の就職先を求めている60歳以上のシニアの人々はたくさんいる。

そうした中、コンビニチェーン店各社がシニアの採用を積極的に進めているようだ。

その背景にあるのは一体何なのだろうか。

 

福岡県のシニアを積極採用!!

シニア層を雇うメリットにはどういったところがあるのだろうか。

セブンイレブン-・ジャパンは2013年にシニア雇用などを含む相互連携協定を福岡県と結んでおり、既に同県内のシニア人材を150人確保している。

セブンイレブン・ジャパンでは、福岡県発のシニアが働き易い環境を作り上げるとしており、「70歳現役応援センター」と連携を行い、シニアの働き先として紹介をしている。

その結果、65歳以上で福岡県内の従業員は約150人まで増えるかたちとなった。

そのシニアの方々が行う仕事内容だが、基本的にアルバイト店員と大きく変わりがないもので、レジ打ちや品出し、清掃、宅配サービスと多岐にわたっている。

シニアからは自宅近くのコンビニで3~5時間の短時間で働けるとして支持されている。

接客やマナーをシニアから学ぶアルバイト店員も多く、今後も期待が高まっているという。

 

ミニストップでは「手づくりおにぎり」のスタッフに!?

ミニストップにおいても茨城県の一部店舗で店内でつくる「手づくりおにぎり」の専門スタッフの雇用を進めており、早朝の短時間から働けるとして、50歳以上のシニアの人々の応募が多い。

地方の店舗は若年層が少ないことから、シニアの活躍が積極的に行われているようだ。

ミニストップの「手作りおにぎり」は、店内の厨房で炊き上げたごはんに具材をつめて販売するというものだが、作成に人手がかかるため一部の店舗では選択性にして、取り扱いをやめていた店舗もあった。

しかし、今回はシニアの採用となり、人気商品の確実な販売に繋げるのが狙いとなる。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


関連記事

求人が増え続ける教育・宿泊関連。

求人が塾やホテル、飲食店などで増え続けている。 4月の新規求人数で「教育・学習支援業」と「宿泊業・飲食サービス業」はともに前年同月より約8%増得るなど、求人が絶えない状況が続いているようだ。   有効求人倍率が […]

詳細を見る

栄養士のアドバイスや健康チェックも無料!?クオールの新業態。

調剤薬局チェーン店のクオールが運営する新業態の「QOLサポート クオール薬局京王八王子店」(東京都八王子市)の勢いが注目されている。 店名にあるように客の生活の質を向上させるために、調剤薬局の機能以外に客が自らの機能以外 […]

詳細を見る

肥満はガンによる死亡リスクを高める!?

肥満が健康を害することを知らない人は居ないだろう。 太りすぎがもとで世界で年間400万人超が死亡したという報告もある。 もともと糖尿病などの原因になると知られていたが、最近は一部のガンの罹患(りかん)リスクを高めると指摘 […]

詳細を見る