日本の行政機関の省庁だが、2001年に省庁が再編された後、現在、日本の省庁はいくつあるのだろうか?
省庁の数とその名称
まず省庁とは、それぞれ国務大臣を長として、名称に「省」や「庁」や「委員会」のつく役所の総称である。そして、現在の日本の省庁の数と種類については次の表の通りだ。
現在の府省名 | 内容 |
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内閣府 | 内閣総理大臣を長とした内閣の機関で、国政の運営の実現のため、政策の立案や少子化対策など、国政に関わることを幅広く担っている。 |
国家公安委員会 | 警察の任務達成のための、警察制度の企画・立案や警察行政に関する調査などの事務について、警察庁を管理している。 |
総務省 | 国民生活に広く関わる行政機能を担っており、具体的には選挙・消防防災・国の行政・運営などです。また、日本の発展基盤の整備・構築をすることを強く求められている。 |
法務省 | その名の通り、法務に関する人権擁護、外国人の出入国管理、戸籍などの民事業務などを総合的に担っている。 |
外務省 | 日本の推進・発展のために外交の推進と海外における日本国民の安全と利益の保護を行っている。 |
財務省 | 国の予算の作成や税制などに関する企画・立案などを行っている。 |
文部科学省 | 教育、科学技術の発展や文化の振興を積極的に推進し、創造的な人材育成を行っている。 |
厚生労働省 | 雇用の安定や創出、医療保険、介護保険、年金などに関することの立案や実施を行っている。 |
農林水産省 | 自然環境の保護・発展や食料の安定供給を目的としていて、国民の生活に密着したものとなっている。 |
経済産業省 | 「国際競争力の強化」や「地域経済の活性化」を軸にして、我が国における経済システムを戦略的に推進している。 |
国土交通省 | 社会・交通基盤の発展を目的としており、都市再生や災害対策など幅広くマネージメントしている。 |
環境省 | 自然環境を汚染する公害防止や環境政策の企画・立案をおこなっている。 |
防衛省 | 国の安全と適正な防衛力の維持や大規模災害時の対応などを推進している。 |
この表の通り、現在の省庁は1府11省1庁となっている。そして、それぞれに共通するのが、我が国において適正な運営するために欠かせない行政であるということだ。