四国各県で独身者の縁結び支援が活発になっているようだ。
ビッグデータを活用して成婚実績を伸ばしている愛媛に続くように、高知と徳島、そして10月には香川が新組織を立ち上げて婚活の後押しをしているようだ。
婚活イベント開催やパートナー紹介も!?
高松市の県社会福祉総合センターに、香川県が「かがわ縁結び支援センター」を設けた。
婚活イベント情報を集めて開催を支援するほか、イベント開催を支援するほか、参加者の交際をうながすボランティア組織を結成し、成婚につなげたい考えだ。
2017年からは、プロフィルを登録した独身の男女が好みや条件に合う相手を探してマッチングさせるシステムも運用する予定で大きな盛り上がりを見せている。
今回、新組織発足に至った背景には、民間の婚活イベント支援や県独自のイベント開催を行ってきたものの、成婚まで後押ししきれていないといった点があったという部分がある。
徳島県においては、「とくしまマリッジサポートセンター」を設け、2年間で1万円という割安な登録料で相手を探せるマッチングシステムを11月から稼動させる予定をしている。
これら3県のモデルとなった愛媛では、11年11月に導入したマッチングシステム「愛結び」の運用を行うなどで、5年弱で630組の成婚報告があったという。
四国で未婚・晩婚化で人口減が進む中、人口減対策として、結婚支援が重要性を増しているといえるだろう。
四国の3県は愛媛のように成婚実績を伸ばせることに注目されている。
【「日経MJ」から一部抜粋。】