幸せのハーゲンハートって!?特設サイトをかかげ消費者に便乗。

ハーゲンダッツ

アイスはよく食べますか?

涼しくなってきた今でもアイスが好きでよく食べているという人も多いでしょう。

そのアイスクリームの中でも高級とされている、ハーゲンダッツ ジャパン(東京・目黒)が発売しているハーゲンダッツですが、今、消費者の新たな楽しみ方に便乗する形でプロモーションを行っているようだ。

 

幸せのハーゲンハートを探せ。

ハーゲンダッツ ジャパンが、新たに特設サイトを開設した。

そこには、アイス「ハーゲンダッツ ミニカップ」の内側をめくるとハート形の空洞が現れることがあり、これを「ハーゲンハート」として種類や出現率を紹介している。

この空洞はアイスクリーム原液を容器に入れて冷凍する際にできるもので、偶然にハートのような形になることがあるという。

もともと、偶然出来たハート形が交流サイト(SNS)に消費者が投稿していたことから始まったものだ。

そこで、ブランドメッセージの「し合わせだけで、できている」だったことも踏まえて、「幸せのハーゲンハート探し」と題して特設サイトを開設することとなった。

特設サイトに掲載している11種類の「ハーゲンハート」の出現率については、担当者らが実際に約1000個の商品を開けて調べたという。

ちなみに、綺麗な形のクリアハートの出現確率はわずか0.2%だという。

そして、さらにレアなのは、空洞ではなく、逆にハートの形のふくらみができた「ポジティブハート」の出現確率は0.1%だという。

SNSの普及で、メーカーがリアルタイムで消費者の反応を把握しやすくなった今、こうした消費者の反応を拾ってメーカーが逆提案を行い、さらにSNSの高い発進力でさらに話題となる好循環が出来上がっているようだ。

消費者による新たな楽しみ方をメーカー側も発信することで、新たなサイクルが生まれるのかもしれない。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

【関連リンク】

ハーゲンダッツ


関連記事

リンガーハットがちゃんぽんを7%の値上げ実施。

「長崎ちゃんぽん」などで有名なリンガーハットが、ちゃんぽんを7%値上げするとしている。 人件費の上昇や原材料費の高騰などが値上げの主な理由のようだ。   人件費や材料費を吸収しつつ、客離れを抑えられるか!? 「 […]

詳細を見る

待機児童解消のために公園に保育所を開設!?

共働き世帯が増えていることから、東京都内を中心に問題となっているのは待機児童問題だ。 保育園は定員を増やすなどの対応を行っているが追いついていないのがほとんどだ。 そうした中、新たな対策として公園内に認可保育園を開設する […]

詳細を見る

消費税って一体なに?おさらいと世界の消費税について

毎日の生活の中で最も意識する税金である消費税は現在8%。1989年に3%の税率で開始されたこの税金の詳細を少し見てみましょう。 消費税の分類について 消費税には「直接消費税」と「間接消費税」が存在します。更に間接消費税は […]

詳細を見る