少子高齢化が加速している現代の日本において、介護需要は右肩上がりに続いている。
しかし、家族の介護が必要になったとしてもどこに聞いたらいいのかわからないといった人も多い。
実際、要介護認定者は620万人居るにも関わらず在宅介護の支援サービスに関する情報はあまり集約されていないため、従来はなかなか入手しにくかった。
そこで厚生労働省は自治体が地域ごとに介護支援・サービス体制を自主構築するシステムが必要と考え対策を行おうとしている中、カカクコムが今回、在宅介護のサポート情報の検索サービスを開始した。
在宅介護のサポート情報を検索できる「たすケア」とは?
在宅介護に必要な医療・介護・地域のサービスの情報を「たすケア」で集約・提供するとしており、介護保険対象となるサービスはもちろん、対象外となるサービスについても事業者情報を掲載しているほか、専門家が解説するコンテンツも掲載するとしている。
要介護者は家族やケアマネージャー、介護職員などに情報提供を行うという。
情報についてはシンプルな検索機能となっており、「サービスの種類」「テーマ」「地域(現在は東京都のみ)だ。
その中でもさらに居宅介護支援から訪問介護に加え、食事を家まで届けてくれる配食サービスなどの在宅介護の情報のほかに、デイサービスやショートステイなどの施設サービス、福祉用具のレンタル・販売まで幅広く検索ができるようになっている。
利用は無料で、今後は全国の主要都市に順次拡大していく予定だ。
【「ライブドアニュース」より一部抜粋。】