ミニストップが店内で調理するファストフードのテコ入れを開始した。
ポテトやパフェなど新商品を相次いで発売しており、セブン-イレブン・ジャパンなど大手3社との規模の差をファストフードで顧客の繋ぎとめに繋げるとしている。
独自色を打ち出し顧客を繋ぎとめ!!ファストフードを充実。
ミニストップの既存店客数は2月以降、前年同期を下回りを続けており、当初の想定以上に「安さ」や「こだわり」を重視する流れが強まっており、その反転攻勢の要となるのがファストフードとされている。
1号店から店内調理のフライドチキンやソフトクリームを販売しており、氷スイーツの「ハロハロ」やパフェといった派生商品の固定客は多いため、今秋からは素材にこだわりつつ、レジの横に置く揚げ物などの「カウンターフード」の強化を行う。
ヨーロッパ産のジャガイモを使ったハッシュドポテト(198円)や秋冬限定の「なめらかプリンパフェ」(303円)を発売するとしている。
さらに10月には「プレミアム安穏芋ソフト」(予定価格320円)など矢継ぎ早に新商品を展開するとしている。
国内コンビニ業界では3位だったファミリーマートと4位だったサークルKサンクスが経営統合を行い、新たにファミリーマートが規模を拡大している。
同社はコンビニ業界で生き残るためには、規模の大きさか、特徴のある企業になる必要があるとしており、ファストフードの売上構成比が計画より下回ったことから、どこまで顧客の支持を得られるのか、今後の生き残りがかかっていると見られている。
【「日経MJ」より一部抜粋。】
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