ありそうで無かったワインの飲み方の提案を行っているのは、サントリーワインインターナショナルだ。
夏場はワインの需要が低迷する時期だが、創業期の商品であるワイン「赤玉スイートワイン」をソーダで割った「赤玉パンチ」や氷で冷やして飲む夏限定のワインの販売による新しいワインの飲み方が注目されている。
ソーダ割りで揚げ物に合うワインに!?ひんやりワイン需要を取り込む。
赤玉スイートワインは、サントリー創業期である1907年に発売した「赤玉ポートワイン」が前身で、新たにワインとソーダを1対1で割った商品となっている。
揚げ物などの料理にも合わせやすいといった特徴を持っており、15年1月から大阪を中心に展開を始めて、16年4月からは全国に拡大しつつある。
家庭向けには7月からの夏季限定で「氷と楽しむ 酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」(720ミリリットル)を販売しており、氷を入れても味のバランスが崩れないように中身を改良している。
アルコール度数は12%と、従来より1%高めており、容器もペットボトルにすることで気軽に楽しめるようにした。
ワインは一般的に夏場に需要が低迷する傾向にある一方で、若者を中心にサントリーワインは新たな飲み方を提案するとしている。
ワインといえば常温で飲むことが多いイメージがあるが、今回、新たに氷を入れたりソーダで割っているワインの提案により新たなワインブームが起こるかもしれない。
【「日系MJ」より一部抜粋。】
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