森永製菓が居酒屋と連携しデザートや甘酒提供。

甘酒

甘酒を若者へ販促すべく、森永製菓は居酒屋チェーンと連携して甘酒を使った限定メニューを打ち出す。

交流サイト(SNS)を使ったキャンペーンサイトを実施するなどして、若い世代に訴える。

 

ジー・テイスト×森永製菓。甘酒メニューを限定展開。

森永製菓は甘酒の新たな販促として、居酒屋「村さ来」などを展開しているジー・テイストと連携して、同社が運営しているチェーン居酒屋のブランドで、首都圏の約30店にて11月から甘酒を使った期間限定メニューを提供するとしている。

若者や女性を意識したメニューで、甘酒を加えたサワーやノンアルコールカクテルのほか、ぜんざいや杏仁豆腐といったデザートをそろえている。

店舗では甘酒の味を楽しんでもらうだけでなく、家庭でも簡単に取り入れることができるメニューを提案することで、スーパーなどでの販売増につなげる。

SNSでは短文投稿サイト「ツイッター」や画像共有アプリ「インスタグラム」を使った販促キャンペーンを実施するとしている。

11月中の期間限定で抽選を毎日実施し、当選者には日々メールで告知を行うことで、キャンペーンを通じて甘酒を飲むことの習慣化を狙うとしている。

甘酒は健康や美容に良いというイメージが広がり、需要が増えている。

森永製菓によれば購入者は50代以上が中心で、同社は若者向けの販促と合わせ、甘酒の持つ健康効果を訴求するために、皮脂を抑制する効能を確認する研究などにも取り組んでいる。

今冬には原料を厳選した新商品も投入予定だ。

【「日経MJ」より一部抜粋。】


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