鉄道各社は夏休みに向けて、小中高生向けに職業体験プログラムを拡充させており、理系に興味のある女子高生から小学生を対象としたものまで様々用意されているようだ。
鉄道会社の仕事を理解してもらい、将来の進路の選択しの一つとしてもらう考えだ。
工場見学や車両整備も。夏休みの職業体験プログラム!!
●夏休みの職業体験プログラムが拡充されている。
東京地下鉄(東京メトロ) |
東京大学と中高生向けワークショップ。 |
京浜急行電鉄 |
鉄道模型の制作体験。 |
小田急電鉄 |
大山ケーブルカーの見学・解説。 |
京成電鉄 |
駅での案内放送を体験。 |
京王電鉄 |
車両整備や駅員の仕事体験。 |
小田急電鉄は、理工系の分野に興味がある女子高校生を対象とした教育プログラムを開くとしており、同社の女性社員らは機械や土木、建築などの分野で理工系の知識がどのように役立つのか、女性の視点や発想がどのように生かされているのかなどが紹介されている。
下北沢駅(東京・世田谷)周辺の地下で実施している複々線化工事の現場を見学するというものだ。
京成電鉄は小学生を対象とした職業体験イベント「京成きっずアカデミー」の開催日を増やし、上野駅のホームで流れる駅内放送や、グループの映画館で入館者のチケットのもぎりなどをするという。
京王電鉄は職業体験プログラム「京王キッズおしごと隊」の昨夏から30組増やす。
小学1~6年生と保護者1人ずつのペアで応募でき、車両整備やパン作りなどを体験できる。
文部科学省によれば、大学の工学系学部の学生はこの10年間で1割減少しており、鉄道各社は職業体験イベントに力を入れることで人材確保に繋げる狙いがあるとしている。
【「日経MJ」より一部抜粋。】
【関連リンク】
・京王電鉄