AIで高齢者の孤独感を緩和!?見守りツールにも。

AIで高齢者の孤独感を緩和!?見守りツールにも。

AI(人工知能)の活躍がめまぐるしい。

米グーグルは「アルファ碁」を開発し、プロ棋士との勝負に圧勝するなど話題が尽きない。

そんなAIを活用した「ボット」と呼ばれる自動返答機能も注目されているようだ。

 

AIで社会後見?高齢者向けチャットサービス。

エルブズ(東京・渋谷)は、高齢者向けのAIつきチャットを独自開発し、京都府の唯一の村、南山城村で実証実験を行っている。

高齢者の孤独死が増えている中、テクノロジーの力で解消するために開発されたもので、AIを組み込んだチャット「エルブズケアエージェントサービス」と呼ばれている。

スマートフォン(スマホ)に専用アプリをインストールして使うといった流れで、「家族」「友人」「民生委員」「病院」「警察」などイラストでわかりやすく書かれており、利用者にはこのアプリで毎日チャットをしてもらい、利用者からチャットを受けるとAIが自動で対応する。

必要であればAIに代わって人間が途中から話しに参加するシステムで、中には配送サービスを請け負う会社の担当者が対応するということも想定している。

同サービスにより、安否確認ができるほか、体調の記録にも残るとして注目されている。

高齢者は友人など周りの人との会話を楽しみにしていることが多い。

今後は地域特有の知識や方言などんも学習したAIの開発も視野に入れている。

このサービスは日本の高齢者のコミュニケーションのあり方について変化を与えるサービスとなりそうだ。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

 


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