大阪の観光といえば道頓堀に黒門市場、そしてユニバーサル・スタジオ・ジャパンに、大阪のシンボル通天閣のある新世界だろう。
新世界は労働者の街として親しまれてきたが、この新世界にある通天閣が夜の輝きを放つ街として訪日外国人や若者に狙いを定めて集客をするとしている。
新たな輝きを放つ新世界!!新たな需要を取り込めるか!?
大阪のシンボルともいえる新世界が「夜の街」へと変貌を遂げつつある。
朝早くからにぎわっているこの街が、観光客の増加や若者の呼び込みを狙って深夜営業の店が増えてきたようだ。
会員制のスナックの看板が並ぶ通天閣の北側エリアの一角に、ひときわ明るい光を放っている店が一軒あった。
訪日外国人も取り込む居酒屋「ミスター」。
居酒屋「ミスター」だ。
店内では店主の竹蔵幹二さん(42)を囲んでゴルフ話で盛り上がっている。
竹蔵さんは、以前まで昼営業のラーメン店だった場所を借りて、3月に開店した。
最近では通天閣帰りの客や、近くのシェアハウスに泊まる外国人観光客が訪れるようになったという。
英語と韓国語のメニューも用意しており、夜になっても誰もが楽しめる居酒屋として積極手に訪日外国人にも対応している。
新世界に24時間営業の串カツ店に、ドン・キホーテ誕生!!通天閣に新展望台も!?
大阪の新世界周辺にはさらなる変化がおこっている。最近、24時間営業の串カツ店が現れたり、午前5時まで営業するディスカウントストア「MEGA ドン・キホーテ 新世界店」も誕生した。
さらに、通天閣には、屋外展望台「展望パラダイス」をオープンするとしており、屋上にガラス床面を張り、周囲を高さ1.3メートルの円形の強化ガラスで覆う。これで午後6時からの集客を強化するとしている。
大阪ではミナミの「裏なんば」が若者を中心に人気となっているが、場所代が高いことから敬遠している飲食店経営者も居るようだ。
今では、新世界も変わりつつあり、新世界の夜を盛り上げたいと考える人が増えており、より盛り上がりを見せることが考えられている。
【「朝日新聞」より一部抜粋。】