京成電鉄が成田空港と地方を結ぶネットワークを拡充しており、成田と富士山や河口湖を4時間で結ぶ高速路線の運行を開始した。
インバウンド需要を取り込む、成田と地方を繋ぐ高速バス。
●成田発着のバス・鉄道を強化
バス路線拡充 |
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サービス充実 |
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京成バス(千葉県市川市)が今夏から新たに、成田空港と富士山や河口湖エリアを4時間で結ぶとした。
運賃は4400円で、事前決済で3300円となる。
8月からはバスの片道乗車券と富士山周辺の鉄道・バスが2日間乗り放題になる乗車券(料金は大人5850円)も発売した。
京成グループの千葉交通(千葉県成田市)は、南海バス(堺市)と共同運行しているバス路線をUSJまで乗り入れるようにして利便性を高めた。
USJ-成田空港間で7760~9060円利用できる。
鉄道の使い勝手も向上させる。
帝都自動車交通(東京・中央)と組んで成田空港から京成上野駅までの特急「京成スカイライナー」の乗車券と、同駅からホテルまでのタクシー料金をセットにした乗車券の販売を行い、途中では東京スカイツリーなどを経由して、車窓からの東京の景色を楽しむこともできる。
訪日客は2回目、3回目になると、ツアーではなく個人で旅行を楽しむようになるようで、行き先も地方へと分散しているようだ。
リピーターとなるインバウンド需要を取り込むため、新たな手段として高速バスの利便性をより高めている。
【「日系MJ」より一部抜粋。】
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