国内最大級の日曜大工(DIY)商品の展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2016」が幕張メッセ(千葉県)で開催された。
女性がDIYを楽しむことが増えた今、女性を意識した新商品を開発する企業が目立っていた。
壁紙装飾手軽に、工具も軽く扱いやすく女性を意識。
展示会は日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会(日本DIY協会、東京・千代田)が主催しており、1056個のブースが設けられており、約20万点の商品を展示するこのイベントで特に注目を浴びていたのは、自分で部屋の壁紙を装飾できる商品郡で、賃貸住宅であっても使える壁紙が特に注目されていた。
アサヒペンは部屋の壁紙に貼って装飾する「透けてデコるシート」を展示。
壁紙の上に貼ると下地の色を生かしながら模様替えができるようになるというものだ。
のりがかわくまで何度でも貼りなおしができるのも嬉しい特徴のひとつだ。
下地を傷めずに簡単にはがせるため、賃貸住宅などでも部屋の模様替えが楽しめる。
菊池襖紙工場(埼玉県草加市)では、シールタイプの壁紙「貼ってはがせてのり残りしない壁紙 46センチ×2.5メートル巻」を展示。
賃貸住宅でも気軽に使えて、自分好みの壁紙に替えられる。
こうした壁紙を中心にDIYを行って個性的な部屋にしたいといった女性のニーズをつかんでいたようだ。
また、ニッパーなどの道具も女性が使うことを意識して軽量化したものを展示している企業もあり、新たな需要を取り込もうと各社で試行錯誤が行われていたようだ。
【「日経MJ」より一部抜粋。】