少子高齢化社会が嘆かれる現代日本において、医療技術の向上などから世界的な長寿大国となっている。
高齢になるにつれて体の機能は衰えていくものだが、全くその衰えを感じさせないよう元気に生きたいと誰もが思うもの。
世の中には驚くほど元気な100歳が居るそうだ。
全国に6万人の百寿者が!?元気な100歳になる秘訣とは!?
長寿大国日本において、男女共に平均年齢が伸びている。
2014年には女性86.83歳、男性80.50歳と過去最高を更新している。しかし、健康寿命については13年で女性74.21歳、男性71.19歳となっており、いかにこの差を縮めるかが重要になっている。
百寿者には共通している特徴がある!?
これまでに約850人の百寿者を調べてきた慶應義塾大学病院の荒井康通医師曰く、長生きで自立度の高い人は体内でゆるやかに進行し、動脈硬化や糖尿病を引き起こすといわれている炎症である、慢性炎症の程度が低いそうだ。
そして共通点としては、中年の頃から腹八分目を意識して、食べ過ぎず、適度に体を動かしていることが大切となるそうだ。
その他共通点としては、次のようなことがあげられる。
【百寿者の特徴】 ・3食バランスよく食べる。 ・ほぼ毎日野菜を食べる。 ・果物が好きで食べている。 ・散歩などの運動をする習慣がある。 ・自分で自分の身の回りのことをする。 ・好奇心が旺盛。 ・物事をポジティブにとらえる。 ・決まった時間に起床する。 ・たばこは吸わない。 ・人との付き合いが好き。 (注)健康・体力づくり事業財団の資料と京丹後市の「百歳健康長寿の秘けつ集」を参考に作成されたものを一部抜粋。 |
上記のことから、足腰を鍛えて転倒のリスクを減らしたり、頭を使うことで健康を保つことに繋がるようだ。
加齢による身体能力の低下などは防げないが、心のもちかたや性格によってカバーできるのかもしれない。
【「日本経済新聞」より一部抜粋。】