銀行といえばお金を預かることから、信頼面や安心感が非常に重要になってくる。
そこで、三菱東京UFJ銀行は、より安心して銀行を利用してもらい、一目で行員であることがわかるように5年ぶりとなる行員の制服を復活を行ったようだ。
私服勤務から制服勤務へ。行員への意識の高まりも?
国内の営業拠点で5年ぶりとなる制服の復活となったようだ。
三菱東京UFJ銀行が発足した2006年1月に制服を導入したが、10年12月には廃止し、私服勤務を行っていたが、銀行の発足10周年を機に再び導入することとなった。
店舗のロビーや窓口などで働く行員が着用するとしている。
誰もが一目で行員であることを分かるようにし、顧客への安心感を高めると共に行員自身への意識の変化を期待している。
大阪中央支店(大阪市北区)においても新しい制服に身を包んだ行員らが仕事始めを向かえ、行員としての意識が高まったなどの声も聞こえた。
制服は役割によって色が違う?
新しくなった制服は役割によって色が分かれているようだ。
女性行員の制服については案内係が灰色、窓口係が紺色となっており、リボンがあしらわれている。
男性用は黒地のジャケットに灰色のパンツとなっており、従来型より軽量になり吸汗性に優れていいるものとなった。
男女の制服のそれぞれにICタグが埋め込まれており、誰の制服がわかるようにしている。
サービス業の基本となる従業員の身だしなみを制服で整えることで、さらなるサービスの徹底を行うようだ。
【「日本経済新聞」より一部抜粋。】