英会話教室「NOVA」を運営するNOVAホールディングス(NOVAHD、東京・港)は、カフェ風の教室に変えて20代のおしゃれ感度の高い女性をターゲットに集客を強化するとしている。
オンライン英会話では味わえない、おしゃれな英会話を!!
JR錦糸町駅(東京・墨田)に、「コンセプトNOVA」が開設された。
カフェ風の教室の1号店で、木目調の壁紙や間接照明を使った内装で、生徒はソファに座りながら英会話を学ぶというものだ。
今後は原則、「コンセプトNOVA」を出店していく方針で、既存校舎も改装の際に、順次切り替えていくとしている。
芽ヶ崎校(神奈川県芽ヶ崎市)では城や水色を基調とした壁紙とサーフボードをオブジェにし、海をイメージした校舎とした。
赤羽校(東京・北)は、ノスタルジーがテーマとなっているなど、店舗によってコンセプトを変えていくとしている。
NOVAに通う学生には、おしゃれなライフスタイルの一環として英会話を学ぶ人が多く、インテリアや装飾にこだわった雰囲気で外国人の先生たちとコミュニケーションを楽しむとしている。
経済産業省の調査によれば、15年度の外国語会話教室の売上高は約853億円で14年度に比べ3%ほど増加がみられた。
今後も東京五輪・パラリンピックを2020年に控えた日本では伸びが続きそうだ。
一方、レアジョブをはじめとする無料通話ソフト「スカイプ」を使ったオンライン英会話サービスや英会話アプリも続々と登場しており、英会話サービスのニーズが伸びてきていることがわかる。
消費者のニーズに合わせて形態を変えることが重要になりそうだ。
【「日経MJ」より一部抜粋。】
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