休みの日はついつい家でゴロゴロしてしまうなんて人も多いのではないだろうか。
実は、寝転がりながら食事をしたりと自宅ではなかなか味わえないリラックス感を得られるサービスが人気となってるようだ。
外出先とは思えないくつろぎ方もOK!?最新のゴロゴロサービス!!
ジワジワと人気に火がついているのは、外出先で開放感を味わいながらゴロゴロと寝そべりながら好きなことが楽しめるサービスがある。
大阪や横浜ではカフェが、広島では野球場で楽しめるようになっているようだ。
ベッドでゴロゴロできる横浜のカフェ!!
カフェ「chano-ma(チャノマ)」(横浜市)では、壁際に一段高くなった幅約2メートルの空間が続いており、足を広げてケーキを頬張る人達の姿が見られた。
外観は一般的なカフェだが、一度中に入ると、そこには「小上がり席」として、靴を脱いで利用できるベッド状の席を用意しており、壁際に並んだクッションにもたれてゆったりと時を過ごすことができるようになっている。
横に並ぶ分、距離が普通のカフェより近くなるため話も深くなりやすいそうだ。
また、椅子だと1時間座っていれば体が辛くなってくるが、ここならゆっくりと足を伸ばして体勢も変えることができるのでリラックスできるようだ。
大阪市のハンモックカフェで揺られながらゆっくりと。
大阪市にはハンモックに揺られながら食事を楽しめるカフェがある。
昨年11月にオープンしたばかりのカフェ&バー「リバルティ」ではハンモックが複数吊るされており、寝転びながらゆったりと好きなことができる。
中には眠ってしまい8時間以上利用している人も居るそうだ。
もともとは一般的なカフェだったが、天井が高く、さびしい感じがあったので高いスペースを生かすためにハンモックカフェを始めたそうだ。
わくわく感と非日常的な雰囲気を体感できる空間となっている。
まだまだある、寝そべりがなら楽しめるサービス!!
広島東洋カープの本拠地「マツダスタジアム」(広島市)は「寝ソベリア」(7千円、2人まで)というシートを設置しており、カップルやファミリー客から好評となっており昨シーズンは39シートがほぼ全試合満席だったそうだ。
東京都豊島区の「コニカミノルタプラネタリウム 満天」では、寝そべって鑑賞できる「芝シート」と白いソファとクッションから見られる「雲シート」を導入。
土日祝日は予約開始日にほぼ完売するほどの人気ぶりとなっている。
東京の池袋駅近くの「ブックアンドベッドトウキョウ」(東京・豊島)が「泊まれる本屋」をコンセプトにオープンし、本に囲まれながら一夜を過ごせるようになっている。
各地で広がる寝そべりながら楽しめるサービスは、ついついクセになってしまいそうな魅力があるようだ。
【「日経MJ」より一部抜粋。】