ギョーザ人気がすさまじい。
そんな中、一風変わった具材や味付けで集客をする店が増えており、ご当地ギョーザやロボットがギョーザの箱詰めを実演するなど見ても食べても楽しい店作りが交流サイト(SNS)で話題となっているようだ。
愛媛で「みかん餃子」!?ロボットがギョーザを箱詰め!?
リンガーハットは、ギョーザ専門店「GYOZA LABO セブンパークアリオ柏店」を千葉県柏市に開いた。
「スィーツぎょうざ」として「スィーツぎょうざ さつまいもあん」など3種類を提供しており、白あんに国産のさつまいもを混ぜて、皮の上からメープルシロップをかけるといった個性的なものとなっている。
30~40代の女性の人気を集めているそうだ。
店頭では腕の形をしたロボットがギョーザを箱詰めしており、若い女性が写真を撮って楽しむなど幅広い集客に役立っているようだ。
際コーポレーション(東京・目黒)は、「紅虎餃子房」などの中華料理店で「ご当地ギョーザ」を期間限定で提供する。
青森県でシナモンとリンゴをあんに練りこんで揚げた「りんご餃子」やギョーザの上にオレンジのソースをかけてミカンの果実をのせた「みかん餃子」を愛媛県で販売するほか、高知県ではゆずの皮をのせてゆず酢で楽しむ「ゆず餃子」を投入するようだ。
また、青のりや紅しょうがなどをかけてお好み焼き風にした大阪府の「タイガー餃子」など、その地域の特色を反映させた商品展開をするとしている。
イートアンドは中華料理店「大阪王将」の一部店舗でギョーザにトッピングをほどこした「彩り餃子」の提供を開始。
ニンニクを大胆にのせたギョーザや細かく刻んだゆずの皮や白ねぎをのせたギョーザなどを展開している。
ギョーザは幅広い層に人気のメニューだが、店側は独自性を出して家庭ではつくれないようなギョーザの提供により集客を強化しているようだ。
【「日経MJ」より一部抜粋。】
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