伊藤忠食品、商品取り扱い数を1万1500品へ。

スーパーマーケット

商品卸大手の伊藤忠食品は2016年度中に地方の中小メーカーが開発・製造した商品の取り扱い数を、15年度比1.4倍の1万1500品に増やすとしている。

ブランド力には乏しいが、素材や製法にこだわった商品を掘り起こして、ほかの卸との違いを打ち出す方針だ。

 

売り場作りの提案も実施。こだわり商品を訴求。

地域の産品を全国で消費してもらう「地域全消」を掲げ、各地の商工会議所や銀行などと連携して進めるとしている。

常温、冷蔵、冷凍と温度帯は問わず、菓子や酒類、スイーツなど幅広く扱う。

各都道府県に商品をまとめて、百貨店やスーパーに「地域セレクション」として提案する試みも本格的にはじめるとしている。

北海道、兵庫、京都、香川、高知、岡山に対象を拡大する方針で、産地名を前面に打ち出したフェアの開催など、特色ある売り場作りの提案も実施する。

また、商品の共同開発にも注力しており、堺市の地酒メーカー、堺泉酒造と組んで「千利休つくり酒屋の麹仕込み あまざけ」(150グラム入り、税別550円)を商品化した。

マッシュビューティーラボ(東京・千代田)が運営する「ピープル バイ コスメキッチン」で先行発売し、今後は百貨店やスーパーにも販路を広げていく方針だ。

商品開発力が高いが、販路の拡大に悩む地方のメーカーが多いことに着目し、伊藤忠食品は全国に販売網を持つ強みを生かして、ユニークな商品を数多く取り揃えることで小売店との取引を広げて、地域の食文化の活性化にも繋げていく考えだ。

【「日経MJ」より一部抜粋。】


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