介護施設に「レク」提案やタブレットで安否確認するシニア向けサービス続々。

介護

シニア向けサービスが続々と増えている。

介護用品通販「スマート介護」を手がけるプラス(東京・港)はレクリエーションの企画提案ができる「レクリエーション介護士」の資格保有者を増やして、介護施設へレクの提案を活発化させる。

秋田県湯沢市は高齢者世帯向けにタブレット端末を配って安否確認をする実験を始める。

 

プラスは専門資格員増やし介護施設へレク提案。

レクリエーションの考案はレク担当者にとって毎回大きな悩みの種となっている。

いかに施設の高齢者を飽きさせないように楽しめるレクを行うかといったところが重要になるため、大きな負担となっている。

レクリエーション介護士は介護の知識やレクの企画実行、安全管理などの能力を身につけた専門資格で、現在プラスに77人在籍しているが、2017年を目処に230人に増やすとしている。

2016年4月から介護福祉施設が介護保険料以外からも収入が得られるようになったため、レクで収益を稼げるようなった。

今後は資格保有者を増やして提案力を強化し、さらなる売上向上を目指す。

 

秋田・湯沢はタブレットで高齢者を見守り。

湯沢市では高齢化が進んでおり、今後は単身者世帯が増えると見込んでいることから、来年3月末まで高齢者世帯にタブレットを配布して見守るサービスの実証実験を行い本格運用の可否を検討する。

実験は市内の雄勝地域で開始された。

端末には毎朝と昼に市から情報が配信されるようになっており、それを利用者が読むために端末を操作したかで市側で確認できる仕組みとなっている。

もし24時間操作がない場合は市から個別にメッセージが送られるようになっており、それでも24時間反応がなければ自宅に電話をかけるなどして安否確認をするという。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

【関連リンク:スマート介護


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