介護福祉士を目指している、目指したいけど、どこで試験を受けられるのか、どうやってするのかわからないという人も居ると思うがどういう風になるのだろうか。
国家試験の決まり
介護福祉士は国家試験を受ける必要があります。あらましを説明します。
・「社会福祉士及び介護福祉法」に基づいて行われ、実施は厚生労働大臣に代わって財団法人社会福祉振興・試験センターが担当しています。
・1年に1度実施されます。
・筆記試験と実技試験が行われ、実技試験で合格すると、国家試験に合格することとなります。
・受験するには受験資格が必要になります。
受験資格には何が必要なのか?
必要な資格には3種類あります。
①実務経験による受験(3年以上介護等の業務に従事した者)
②福祉系高等学校卒業による受験(第28回試験以降)
③介護福祉士養成施設卒業による受験(第28回試験以降)
実技試験って?どこでやるの?
筆記試験の合格者は次に実技試験を受けることになります。課題は1問で5分程度のもののみです。あらかじめ10分で課題を読み、その後、別室で1人ずつ行われます。
会議福祉士国家試験の合格基準について
①筆記試験の合格基準
次の2つの基準を満たすと筆記試験は合格とみなされます。また、マークシート方式で出題されます。
(A):問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
(B):(A)を満たした者のうち、以下の10項目群を全てにおいて得点があった者。
ⅰ、人間の尊重と自立、介護の基本
ⅱ、人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
ⅲ、社会の理解
ⅳ、生活支援技術
ⅴ、介護仮定
ⅵ、発達と老化の理解
ⅶ、認知症の理解
ⅷ、障害の理解
ⅸ、こころとからだのしくみ
ⅹ、総合問題
②実技試験の合格基準
筆記試験の合格者の内、課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の者となっています。