近頃のIT(情報技術)の進化はめまぐるしく、同時にロボット関連の進化も著しい。
パナソニックとその子会社のアクティブリンクは、各種のロボット外骨格を紹介する動画を掲載して話題を呼んでいるようだ。
ロボット外骨格で変わる環境とは!?
ロボット外骨格は人が装着して使うもので、物流や介護施設などでスタッフの負担軽減に繋がるとして実用化への期待が高まっている。
今回公開された動画には工場作業員や看護労働者、介護労働者などケアが必要な人の能力を向上させるものとして使われる予定で、たとえば「AWN-03」は重い荷物を持つときに腰にかかる負担を15kg減少させることができるため、今まで腰の負担から離職せざるを得なかったスタッフを減らすことができ、結果的に求人費や新しいスタッフの教育などにかかる時間や費用を節約することに繋がることも考えられている。
AWN-03は、装着時に重いものを持ち上げたり抱えたりするときにそれを感知して信号を送ってモーターを作動させるとしている。
これにより装着時には物理的な負担を減らせるような仕組みになっている。
また、歩きや走りを補助する「PLN-01」も開発されており、介護施設などで高齢者がベッドからトイレまで移動するためのアシストとして利用されるようになることを目指しているようだ。
米国防総省高等研究計画局(DARPA)も人間の体にフィットするロボット外骨格を開発しており、2014年のブラジルワールドカップの際には「脳波で制御する外骨格」を装着した麻痺患者が大会のキックオフを行うなど話題となっていた。
今後もこうしたロボット技術の普及も期待されている。
【「ライブドアニュース」より一部抜粋。】