ビザの発給緩和や公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の整備などで2020年東京オリンピック招致活動により年々、中国や韓国などアジア圏を中心とし、訪日外国人が急増している。
そうした訪日外国人の旺盛な需要を取り込むアプリが誕生したようだ。
免税店地図検索スマホアプリって!?
JTBとJCBの共同出資会社であるJ&J事業創造(東京・港)は、英語などで免税店や病院の場所を検索できるスマートフォン(スマホ)用アプリを開発した。
免税店の情報を全地球測位システム(GPS)を使い、地図上に現在地から目的地までのルートも表示できるようになっている。
個人で旅行をする訪日外国人も増えており、訪日外国人の利用を見込むとしている。
あらゆる言語に対応したアプリで利便性を高める!!
同アプリは旅行会社や小売業者で構成するジャパンショッピングツーリズム協会の公式アプリのコンテンツとして提供するとしており、免税店は約1万7000店、病院は17万箇所、対応する言語は英語や中国語、韓国語、タイ語で検索することができる。
さらに、今後はベンチやトイレの場所などを検索できる項目を増やし、さらに利便性を高めて利用者獲得を目指すのが狙いだ。
利用者がどの地点で利用しているかといった情報を分析し、観光地の受け入れ体制の整備などにも応用していく。
免税店をよりわかりやすく探せるようにすることで、インバウンド消費の増加を狙う。
【「産経新聞」より一部抜粋。】