総菜店「RF1」などを展開するロック・フィールドは朝食メニューの取り扱いを開始するとして注目されている。
オムレツやスープなど8種類を販売する方針で、当日の夕食を買う客のつで買いを狙うとしている。
夕食のおかずと一緒に朝食も…。
ロック・フィールドは、「RF1」などの総菜店で8割の客が当日の夕食のおかずを購入しており、今回、そうした夕食のおかずを購入しにきた客をメーンターゲットとして、翌日の朝食のおかずもついで買いしてもらえるようにと、新たに朝食メニューの販売を開始した。
まずは16日~29日の期間限定で実施。
首都圏や関西で、サラダが中心のRF1以外に、総菜のセレクトショップ「グリーン・グルメ」や洋風総菜「オーボンデリ」など4ブランドを販売するとしている。
また、販売する朝食メニューは「自家製ソーセージ&ベーコンの温製プレート」(税別920円)や「15品目トマトスープ」(同365円)などパンにあわせやすいメニューを展開している。
少子化や共働き世帯の増加により、顧客数や来店頻度を大幅に伸ばすのは難しく、今後は朝食に続いて高齢者向けのメニューも販売し、顧客あたりの買い上げ点数を増やす狙いだ。
現在、こうした総菜の主要販路である百貨店が減少傾向にあり、新メニューの開発や生産技術などのメーカー力が試されている状態となる中、生き残りをかけて今後も新商品の開発は急務となりそうだ。
【「日経MJ」より一部抜粋。】
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