旅行の目的は人によっていろいろだろう。
気分転換や日常を忘れてゆっくりしたい人や観光目的など様々だ。ただ多くの場合、特に日本においては温泉は旅に付き物ではないだろうか。
日帰り温浴施設運営の温泉道場(埼玉県ときがわ市)もその一つだ。特に女性に人気の同施設は埼玉県外に進出するようだ。
インターネットカフェのような読書スペースがある「お風呂cafe」って?
お風呂cafeは埼玉県を中心に展開されている日帰り温浴施設で、館内で天然露天風呂などを楽しめるほか、備え付けのパソコンを使用したり、漫画や雑誌などを読めるほか、本格的なカフェでの食事を楽しむことができるのが特徴で、主に女性がターゲットとなっている。
静岡で姉妹店が誕生!!
おふろcafeが静岡にフランチャイズチェーン(FC)として開業することが決まった。
同業他社である小長井産業(静岡市)は女性を中心に人気である点に着目し、FC契約を希望したことがきっかけとなったようだ。
11月21日に新たに開業する静岡市内に開業する「おふろcafe bijinyu」は、小長井産業が自社の「美肌湯」を改装しオープンする。
さいたま市の「おふろcafe utatane(うたたね)」は北欧風の内装だが、静岡は和風カフェをイメージした内装で、茶色や抹茶色を基調とし、飲食スペースでは京風のおばんざいのほか、サクラエビ、茶など静岡らしい食材を使った料理を提供する。
投資額は数千万円規模で、入館料は平日大人840円の予定となる。
温泉道場は同様の手法で県外でのFC展開を検討しており、今後も拡大が続くことが予想される。
【「日経MJ」より一部抜粋。】