少子高齢化に伴い、介護施設に入れない高齢者があふれ出していることと共に介護・看護の業務に携わる人材不足が嘆かれている。
そうした中、異業種からの福祉業界への参入が相次いでいる。
来春にはソニーが初となる介護付き有料老人ホームをオープンさせるようだ。
ソニーの有料老人ホームのブランドは「SONARE(ソナーレ)」!!
ソニー・ライフケア(東京・渋谷)は、同社初となる介護付き有料老人ホーム「ソナーレ祖師ヶ谷大蔵」を2016年4月に開業することを発表した。
介護職を24時間常駐させて手厚い介護を提供しつつ、入居者それぞれの生活に合わせた身体能力の活性化や社会性維持に役立つイベントを企画するとしている。
ソニー・ライフケア子会社のライフケアデザイン(東京・渋谷)が運営をする。
地上3階建てで、居室数は46室で、入居対象となるのは、要介護・要支援が必要な原則満65歳以上となる。
12月中旬にも入居募集を始める予定だという。
料金は月額50万円程度を想定している。
ソニーが行う介護施設の特徴は、老いても自分らしい生活を永く安心してすごすことができる「生活重視」の運営理念を掲げている。
ソナーレには「ライフマネージャー」など職員の配置が充実!!
施設には「ライフマネージャー」と呼ばれる職員が配置されることとなっている。
ライフマネージャーは、入居者様それぞれの生活に合わせた機能訓練やレクリエーションを実施するとしている。
また、1人以上の介護職員、看護職員を週40時間換算で2人の入居者に対し配置するとしており、家族も安心して入居をすすめられるような万全の体制を整えている。
今後も同社は同ブランドの福祉施設を展開していくことが考えられている。
【「日系MJ」より一部抜粋。】