旅行へ行った先の楽しみの一つとして挙げられるのが、やっぱり温泉だろう。温泉に浸かれば旅の疲れもとんでいくように思える。
そんな温泉がデイサービスで入れるということで、人気が集まっているところもあるようだ。
リハビリ特化型の温泉付きデイサービス!?
高齢者福祉施設運営のみらいさい福祉会(松本市)は年内に地元の浅間温泉のお湯を使ったデイサービス拠点を松本市と安曇市に設けるようだ。
2ヶ所を合わせた投資額は1億1000万円程度になるそうで、他社のデイサービスとの差別化のためにも高齢者向けサービスの強化を進める。
11月にも、安曇野市でリハビリ特化型の温泉付きデイサービスを始める方針で、定員は20名。リハビリ用のトレーニングマシンを導入する。
本物の温泉でリハビリ後の疲れを癒せる。
肝心の温泉についてだが、同社の住宅型有料老人ホーム「愛光苑 まつもと」(松本市)がある浅間温泉から組み上げた本物の温泉を輸送して利用する。
要介護状態にあり、温泉地に住んでいてもバリアフリーが徹底されておらず、転倒などの恐れがあることから入浴する機会がない高齢者にリハビリに疲れをとってもらいたいという思いもあり、今回の温泉付きデイサービスの建設に至った。
【「日経MJ」より一部抜粋。】