眼鏡専門店「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティック(東京・港)は、店舗で取り扱う老眼鏡の種類を増やすとしている。
シニア層の顧客も増えており、さらにシニア層の顧客を取り込むために老眼鏡のフレームの種類を増やすという。
多様な形状のフレームでオシャレに。シニア世代の需要を取り込む。
同社のメインターゲットは20~40代が中心となっているが、近年にはシニアの顧客も増えていることから、既製老眼鏡「ゾフ・リーディング・グラス」で新作を投入するようだ。
従来の商品では長方形の「スクエア」のみだったが、新作では「ウェリントン」や「オーバル」といった2種類の型を投入した。
色も各4色展開となっており、おしゃれな老眼鏡を求めるシニア層に売り込む狙いだ。
素材には軽量プラスチックを採用しており、レンズ込みで15グラムといった重さとなっている。
ゾフは1万円以下の眼鏡が中心となっており、高品質な商品を求める中高年の顧客を取り込むため、福井県鯖江市で製造した1万8000円(税別)の眼鏡も発売した。
少子高齢化により高齢者の需要が高まる中、ゾフはシニア層への販売を強化して増え続けるシニア層を取り込むとしている。
現在、45歳以上の7割以上が眼鏡を使っており、今後も引き続き増えていくことが予測されており、「JINS」を運営しているジェイアイエヌに関しても老眼鏡の販売を拡大するなど、業界内における各社の競争は激しさを増してきている。
【「日経MJ」より一部抜粋。】
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