子供達は運動会やかけっこでは、もちろん誰よりも速く走りたいという子供も居るだろう。また、親としても運動会を見に行った際に自分の子供が1等になったら嬉しいものだ。今、そんな子供達の「走り」を助けるハイテクシューズがヒットしているそうだ。
続々出てくる最新ランニングシューズ
運動会やかけっこなど、走ることに特化したシューズといえば、「瞬足」(アキレス)である。かつてはこれが定番であったが、スポーツメーカー大手が続々と最新のハイテクランニングシューズを打ち出しているので、競争が激化している。
【アシックス】
アシックスは2月に、「TOPSPEED(トップスピード)」シリーズを投入しており、靴底全部にY字型の突起を配置し、様々方向にエッジが効きやすく、グリップ力に優れるという特徴を持っている。ミッドソールにはアスリート向けシューズで使われている「ソライト」という独自開発のスポンジ材を採用している。実勢価格は3~7歳程度を対象とした「ミニ」は、5,800円(税別)で3色展開、小学生向けの「Jr.」に関しては6,300円(税別)で2色展開となっている。
【プーマ】
プーマからは、「スピードモンスター」というランニングシューズを発売。人類最速と呼ばれるウサイン・ボルトが使用する競技用スパイクのソールを研究して開発がされた。底面には特殊形状のスパイクが配置されており、土のグラウンドを掴みやすいようになっている。実勢価格は3,300円(税別)でカラーは5色展開である。
両者の新モデルにおいては、嬉しいことに「走る」という目的以外の使用も想定して作られている。大人の場合は、利用シーンによって靴を履き替えるが、子供は運動時や通学時も同じ靴を履く傾向にあるので、そこまで配慮されて作られているようだ。