ストライプインターナショーナル(岡山市)は「セレクト型」の郊外店を本格展開していく。
主力ブランド「アースミュージック&エコロジー」をメインに、駅ビルなど店舗で競合関係にある他社ブランドも積極的に取り入れていくという。
競合ブランドも取り揃えて品揃え拡充したセレクト型店舗へ。
福島県いわき市にある郊外型路面店「アースミュージック&エコロジーいわき平店」を階層開業した。
外見は通常の路面店とは遜色はないが、店内は20代女性向けのアースとは異なるテイストの衣料品が豊富に並んでいる。
店頭販促(POP)には、ロックやミリタリーテイストのアイテムに強い「rivet & surge」や、ベーシックなアイテムが中心の「LIPSTAR」などの名前が並んでいる。
同店は生活、仕事、交流の3つの場面を想定した約30ブランドをそろえており、このうち、セレクトショップのような仕入れブランドが20程度を占めている。
取り扱うブランドは店頭での売れ行きや顧客の声を反映しながら、本部と店舗が連携して決定していく方針だ。
既にセレクト型に転換したいわき市と北海道函館市の2店舗でhあ、転換前より客単価や購入点数が3割ほど増えており、好調のようだ。
今後は300㎡程度の広さがある郊外型大型店を中心に展開を加速させていき、11月中に8店舗まで増やすとしている。
自社にないテイストの商品を豊富にそろえることで、アースの店舗を訪れるきかっけを作る狙いもあるようだ。
【「日経MJ」より一部抜粋。】