スープ朝食は具で勝負!食品メーカー各社が競い合う。

スープ

食品メーカーが朝のスープ需要の開拓に注力している。

単身世帯や共働き世帯の増加で朝食の準備に力を入れている。

最近、単身世帯や共働き世帯の増加により朝食の準備に時間をかけられない傾向が強まっている。

そうした中、餃子などの具を加えることで食べ応えを出して、スープ一食ですませる工夫を行っている。

 

現代社会に合わせて食品メーカーが食べ応えのあるスープを提案。

味の素冷凍食品は秋冬の新商品として「Soup(スープ)餃子」シリーズを発売した。

餃子を具に入れて食べ応えを向上させており、スープだけで満腹感が得られるようにした。

水を注いで電子レンジで温めるだけですぐに食べることができる。

働く女性の購入も見込んでおり、新商品の「生姜スープと鶏と野菜の餃子」と「鶏だしスープとふんわり海老餃子」2種を取り揃えている。

キッコーマン食品は同社で初となる個包装タイプの鍋つゆ「Plus鍋」シリーズで、朝に飲むスープとしてのレシピの提案を行っており、1人前の濃縮鍋つゆが1袋ごとに分けられ、野菜と水を加えて加熱するだけで好みのスープが簡単に作られるようになっている。

永田園も同様にチルド(冷蔵)対応のスープ「たまねぎをたっぷり食べるスープ」を投入した。

スープ一食で食事を済ますことができるのが特徴で、こちらは袋のまま電子レンジで温めることができるようになっている。

水など加える手間もかからないため、忙しい朝に使える商品として売り込む。

食品各社はこのように、こぞってスープ商品を打ち出しており、朝の需要を取り込むとしている。

【「日経MJ」より一部抜粋。】


関連記事

日本最大級のリハビリ病院が原宿に誕生。

九州地方を中心に医療施設の展開をしている、一般社団法人 巨樹の会(佐賀県武雄市)は、今年4月1日に原宿駅近くのキリン本社ビル跡地において日本最大級のリハビリテーション病院を開業した。 都心で急増している高齢者を取り込む! […]

詳細を見る

福祉や人材派遣が増加。5月の倒産は今年最少に。

企業倒産の小康状態が続いている。 東京商工リサーチがまとめた5月の倒産件数は前年同月比7.3%減の671件と今年に入ってから最少という結果だった一方で、福祉・介護やッ雑貨卸の倒産が増えるなど業種によっては増えていた。 & […]

詳細を見る

イオンが欧州企業と合併会社設立!!起業家精神の取り込みが狙い!?

イオンは有機商品の専門店を手がける欧州企業と、日本で合併会社を設立した。 フランスでたまたま店を訪れた際に偶然出会ったことから合併の話になった。 狙いは提携先企業の「起業家精神」を社内に取り込むこととなっている。 &nb […]

詳細を見る