薬を飲まなければいけないのに、ついつい忘れてしまっていたということはないだろうか。
そうした飲み忘れを防ぐべく、電子お薬手帳に新機能が追加された。
より薬の管理がしやすくなる!?
日本調剤は服薬情報をスマートフォン(スマホ)やパソコンから確認できる電子お薬手帳「お薬手帳プラス」の機能を増やすとしている。
薬の服薬時間を確認できるほか、簡易のうつ病のセルフチェックができるようになる新機能も追加するとしている。
複数のIDを一括して管理できるようになるほか、薬の種類の多い高齢者を抱える家族にとり便利なアプリとなることが想定される。
利便性がアップしたお薬手帳プラス!!
お薬手帳とは医師から処方された薬の種類や飲む量、回数などを記録する手帳で、最近は管理が便利なことから電子化に力を入れている企業も多く、薬の飲みすぎや副作用を防止ができるとしている。
同社のお薬手帳プラスは処方箋の管理のほか、通院記録や予約を入力できるとしている。
また、うつ病であるかどうかの簡易チェックができるようになっているが、このシステムには精神科医で一般社団法人認知行動療法研修開発センターの大野裕理事長が監修している。
無線通信を備えた体重計や体温計を使うことで、アプリ内で測定データを一括管理できるようになっている。
これまで同社の薬局の利用者しか全ての機能を使えなかったが、メールアドレスを登録すればアプリを使えるようにするという。
より多くの会員の獲得を目指すという。
【「日経MJ」より一部抜粋。】