サプリと言えば女性が飲んでいるものというイメージがまだまだ強いようだ。
ファンケルはサプリメントで新規の来店客を増やすべく、販促に工夫を凝らしているという。
男性客の集客なるか!?広告やPOPで対策!!
男性顧客獲得のために全直営店で男性に向けたサプリカタログを配布するほか、主力の目のサプリメントの店頭販促(POP)を設置して、主に50~60代の中高年層を呼び込むとしている。
サプリメントはファンケル傘下のファンケルヘルスケアサイエンス(横浜市)が直営店のほか通販やドラッグストアなどで販売をしており、直営店においては3ヶ月に1度、男性向けサプリメントカタログを全店で配布している。
昨年末には忘年会や新年会シーズンに利用してもらえるようにと、二日酔いを防ぐ「ウコン革命」や体脂肪を抑える「大人のカロリミット」などを8ページで紹介している。
店舗でサプリの購入しゃの3割は男性が占めているが、カタログの配布でさらに増やしていきたい考えだ。
今月は機能性表示食品の主力である「えんきん」を訴求している。
15センチメートルのメモリが付いており、文字の大きさが丈夫から少しずつ小さくなる文章が載った販促物を設置している。
通販においては「えんきん」の購入者層は40代後半~60代だが、店舗への来店客層は30~40代が多い。
販促物で目のピント調節機能を身近に知ってもらうことで店舗購入を促すとしている。
これにより、スマホで進行する目の疲れを訴求する。
ファンケルは広告投資を増やしており、競争激化に備えている。
【「日経MJ」より一部抜粋。】