女性の社会進出が顕著になってきているが、子供を産んだ後に社会復帰するにも子育てをしながらということになるので難しい面がある。
そうした悩みを抱えている母親は多いだろう。その悩みを解決、サポートしてくれるのが託児所の存在だ。
その託児所のひとつ、「ママズスマイル」がフランチャイズ展開するということで注目を集めている。
託児所FC展開で利便性を高める。
ママスマ(さいたま市)の一時託児所「ママズスマイル」が拡大しており、託児理由を問わず当日予約ができるといった手軽さが反響を呼び、2015年度は前年度までの2箇所から7箇所に増え、今では従来の埼玉県、東京都に神奈川県を加えた3都県に広がっている。
今回、そのママズスマイルが、利用者が運営の担い手となるフランチャイズチェーン(FC)展開を行い、2020年をめどに20箇所に増やすとしている。
もともとママズスマイルは専業主婦だった近藤美奈子社長が12年にJR大宮駅東口(さいたま市)に1号施設を開業。
14年には東京都江東区にも開設している。また、15年度にはすでに埼玉県内に3箇所を新設しているほか、年内にも横浜市のショッピングセンター内に開く託児所を含め、さらに2箇所を設置する計画だという。
ママズスマイルの特徴!!
ママズスマイルが伸びている背景には、次のようなことが関係しているといえる。
まず、会員登録を行えば託児理由は問わず、空き状況次第で直前の連絡でも利用可能ということだ。
料金は子供1人につき1時間800円程度で、1時間からサービスを利用することができるのも嬉しい。
美容院で髪の毛を切る間や買い物の間に預けるといった利用者が多いそうだ。
仕事時以外にもそうした使い方ができることが魅力となっている。
【「日経MJ」より一部抜粋。】