天ぷらをお腹一杯食べたいと思ったことはないだろうか。
一般的に高級な和食といったイメージが強い天ぷらだが、居酒屋「九州熱中屋」などを運営するダイヤモンドダイニング子会社のゴールデンマジック(東京・港)は新たに天ぷらを扱う新業態を都内に開くとしている。
できたての天ぷらを食べ放題にするほか、サラダや総菜などのバイキングも充実させて新たな需要を取り込むとしている。
家族向け天ぷらバイキング!!1号店は東京・八王子!!
今回、天ぷら食べ放題のお店1号店は、1人鍋とギョーザをメーンに扱う「九州食堂Gachi 西八王子」(八王子市)を改装し、同じ店名で開業するとしている。
バイキングを目玉にするなど、料理のメニューや提供方法を変えるとしている。
天ぷらの食べ放題は2時間制で1人2138円で、約30種類が食べられる。また、店員が天ぷらを持って巡回するため、常にできたてを食べられるといった特徴もある。
さらに500円の追加料金を支払うことで、九州名物の「馬刺し」や「長崎皿うどん」など約20種類の総菜をバイキング形式で楽しめるようになる。
昼間は総菜のバイキングに天ぷらの食べ放題で1000円という格安で提供し新たな需要を掘り起こす。
午後10時以降は単品注文を受け付けて1人客の需要も掘り起こすとしている。
同社の主力の居酒屋「九州熱中屋」は首都圏を中心に約80店舗を展開しており、都内では都心を中心に出店を進めており今後はノウハウを蓄積して郊外を中心に多店舗化を狙う。
【「日経MJ」より一部抜粋。】